見やすいパワポ資料を作成するための知識はさまざまな要素がありますが、今回は見やすく伝わるパワポ資料作成に必要な文字、文章に関する知識をまとめました。
見やすいパワーポイント資料作成に必要な文字、文章に関する知識は以下になります。
- 伝わるフォントの種類
- 見やすいタイトル、見出しのデザイン、装飾方法
- 文章の行間設定
- 見やすい箇条書きを作る方法
- 写真画像の上で文字を目立たせる方法
- パワーポイントで見やすい資料を作成できるようになりたい方
- きれいで伝わるパワーポイント資料作成における文字、文章の知識を知りたい方
見やすいパワーポイント資料を作成するために必要な文字、文章に関する知識をまとめて知ることができます。
パワーポイント資料における文字、文章の見やすさ、読みやすさの重要性
まず、パワーポイントで作成するビジネス向け資料における文字や文章の見やすさの重要性について書きます。
▼こちは、文字（フォント）、文章について見やすさを気にせず作成したBeforeスライドです。見にくい、読みにくいのはお分かりになると思います。
▼こちらが、文字（フォント）、文章を見やすく、読みやすいように設定を整えたAfterスライドです。Beforeスライドより明らかに読みやすくなったと思います。
Before、Afterで読めることはどちらもできますが、パワーポイント資料で必要な素早く相手に情報を伝える点ではAfterのスライドのほうが効果的であると思います。
ちょっとしたことですが、パワーポイント資料における文字、文章のデザイン・装飾はとても重要なポイントの１つです。
パワーポイントで見やすい文章を作る方法
ではここから、パワーポイント上で見やすく、読みやすい文字、文章を書くために必要な知識とテクニックをお伝えします。
伝わるフォントの種類
まずは、伝わるフォントの種類です。パワーポイントにはさまざまなフォントの種類が準備されていますが、フォントの種類で読みやすかったり、読みにくかったりの差があるため、視認性のよいフォントを選ぶことが重要です。
パワポ資料作成における伝わるフォントのポイントは以下になります。
- 視認性の高いゴシック体を使う
- 利用するフォントは統一する
- 見やすく伝わるおすすめのフォントは「メイリオ」
▼伝わるフォントの種類については以下の記事で徹底解説しているので、ご確認ください。
見やすいタイトル、見出しのデザイン、装飾方法
続いてはタイトルの装飾についてです。パワポ資料作成の中では必ずと言っていいほど見出し（小見出し）やタイトルにあたる部分が登場します。この見出しやタイトル部分を意識せずに書いていくと、見にくく読みにくい資料になってしまいます。見出しやタイトルは必ず目立つように装飾してあげる必要があります。
見出し、タイトルの装飾方法については、デザインの観点で言えばやり方は無限にありますが、ビジネス向けの伝わるパワポ資料作成の観点で言えば、手軽にシンプルに装飾ができれば十分です。 こういった観点で、見出し、タイトルの装飾方法のポイントは以下になります。
- 文字を太文字（Bold）にする
- 文字の色を変える（メインカラーに変更する）
- 文字のサイズを大きくする
上記の装飾方法のうち２つ以上を組み合わせて装飾する。
▼伝わるパワポ資料作成に必要な見出し、タイトルの基本装飾方法については以下の記事で徹底解説しているので、ご確認ください。
まずは、シンプルな装飾ができれば事足りるのですが、よりデザイン性の高い資料を作るには、おしゃれなタイトル、見出しの装飾デザインパターンを知っておくとよいです。
▼以下の記事で、おしゃれなタイトル、見出しの装飾例や作り方を紹介していますので、確認してみてください。
文章の行間設定
続いては、文章の行間設定についてです。文章の行間は細かな点ですが、適切な設定をするだけで、文章が読みやすくなります。行間の設定は行長（文章の横幅）が長ければ長いほど効いてきます。
伝わるパワポ資料における行間設定のポイントは以下になります。
- 行間設定は広すぎても狭すぎてもよくない
- 行間設定は倍数指定で「1.1～1.3」くらいがおすすめ
▼伝わるパワポ資料作成に必要な行間設定方法については以下の記事で徹底解説しているので、ご確認ください。
見やすい箇条書きを作る方法
続いては、箇条書きについてです。箇条書きもパワポ資料作成の中では頻繁に登場するものです。箇条書きも読みやすさを意識して設定を施すことで、格段に見やすく、読みやすい箇条書きを書くことができます。
見やすく読みやすい箇条書きを作る方法のポイントは以下になります。
- 箇条書きは箇条書き機能を利用する
- 段落間隔を必ず開ける
- インデント位置を調整する
▼伝わるパワポ資料作成に必要な箇条書きの設定方法については以下の記事で徹底解説しているので、ご確認ください。
また、箇条書きにひと工夫加えることで、資料の印象アップを図ったり、より伝わりやすくすることもできます。
▼以下の記事では、おしゃれな箇条書きを作る方法を紹介しているので、あわせて読むと知識をアップできます。
写真画像の上で文字を目立たせる方法
続いては、写真画像の上で文字を目立たせる方法です。パワポ資料作成の中では写真やイラストなどの画像の上に文字を配置して作ることも多いです。
単純に画像の上に文字を配置すると、読みにくくなることが多いです。こういった場合には文字に特殊な装飾をすることで、画像上でも文字を読みやすくすることができます。 画像の上で文字を読みやすくする装飾方法は文字に縁取りを付けることです。
文字の縁取りを作る方法は以下になります。
- 文字に枠線を付ける
- 光彩機能を使う
- 袋文字を作る
▼上記３つの方法については以下の記事で徹底解説しているので、ご確認ください。
その他の文字（フォント）に関するテクニック
最後にその他として、文字に関するテクニック情報を書いておきます。
文字を半透明にする方法
使うシーンは少ないですが、文字を半透明にする方法もあります。スライドでおしゃれなあしらいを作る時などに利用できます。
▼文字を半透明にする方法を利用例などについては以下の記事で紹介していますので、気になる方はチェックしてみてください。
文字の種類を一括変更する方法
こちらは文字のデザイン・装飾に関するものではなく作業効率化テクニックになりますが、文字の種類（フォントの種類）を一括変更する方法です。伝わるパワポ資料作成では文字の種類は統一するのが基本となるので、ばらばらにばらけたフォントの種類はこの一括変更方法を利用すれば、簡単にフォントの種類を統一することができます。
▼以下の記事で詳しいやり方を紹介しているので、参照してみてください。
まとめ
ということで、この記事では見やすいパワーポイント資料を作るために必要な文字・文章の知識とテクニックをまとめて紹介しました。
それぞれのポイントの詳細は各記事を参照してもらえたらと思いますが、要点を掴めば決して難しいことではなく、一定のルールで装飾設定が行えるようになります。
パワポ資料作成において文字を使わない資料はほとんどないと思います。小さな設定ではありますが、マスターすることで資料作成の質が確実に上がるので、ぜひマスターしてください。
不明点は解決しましたでしょうか。それでは最後まで読んでいただいてありがとうございました！
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今回のお悩みポイント
パワーポイントでの資料作成で見やすく伝わる資料作成ができるようになりたいです。特に文字や文章に関する知識を知りたいです。